第五回 平安時代 源氏物語の魅力
お世話になっております。
頭記、日本人間教育史絵巻講座の御案内です。
今回は第五回目です(連続講座ではありませんので単発でも受講可能です)。
添付資料と共に下記案内文をご高覧くださいませ。
●日時:2024 年4 月8 日(月)19 時-21 時
※ 各会後半に、弊NPO 理事長 小柳左門によるその時代の心を感じる名歌・名言の解説を行います
●講師:横竹美樹先生(中村学園女子中学高等学校国語科教諭)
●開催方法:ヒトの教育の会 事務所 & Zoom ハイブリット開催
●参加費:一般2000 円 会員 1000 円
●お申し込み: E-mail: hitnokyouiku@outlook.com(NPO 法人ヒトの教育の会事務局)
●講師からのメッセージ:
千年の時を経、時代や国を越え、今なお脈々と読み継ぎ語られている『源氏物語』。
およそ四百年も続いた平安時代のちょうど中頃、時の権力者藤原道長の娘として生まれ、
歴代最年少の后として一条天皇のもとに入内し、そののち三代にわたる皇太后、国母へと成長した彰子。
『源氏物語』の作者紫式部は、その彰子に仕え、四季の移ろいのごとく栄枯盛衰する宮中でその才を発揮し、
彰子を支えていきました。
壮大な人類の歴史の中のほんの一時期、しかも京の宮中という限られた世界の中での恋愛物語が、
室町から江戸を経て現代へと伝わり広まり、世界的に評価されるに至ったその魅力は、どこにあるのでしょうか。
恋が成就し権力を得ても満たされぬ苦悩、運命に翻弄され絶望の淵に追い込まれていく哀しさ、
様々な人間模様が織りなす華やかさと儚さ、そうした人の世の不条理を深く受け止めていく「あはれ」の心。
『源氏物語』には、私たちの哀しみに寄り添い、愛することの切実さを教えてくれる普遍的な魅力があると思います。
『源氏物語』について、高校で学ぶような文学史や古文の「知識」としてではなく、
より多様で深いその「魅力」としての側面から考えていく契機になればと思います。
皆様のご参加お待ちしております。
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NPO法人 ヒトの教育の会
事務局 本垣内英人
〒811-1361 福岡県福岡市南区西長住1-11-10-101
TEL:092-555-3902 FAX:092-555-3905
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